玄米について
茶色い炭水化物の話をします。
炭水化物と聞くと、みなさん何を想像するでしょうか?
白米、パスタ、うどん、パン、お菓子、清涼飲料水...などなど。
基本的に白い物が多いと思います。
これらの炭水化物は、精製され、加工されたものです。美味しくするために、より甘くするために余分なものを落としているのですね。
とても、美味でありますが、精製されるために大事な栄養素が大量に取り除かれています。
今回は、白米が精製される前の玄米の栄養素について解説したいと思います。
ビタミンB1
糖をエネルギーに変えるための栄養素です。
不足すると、食欲不振、だるさ、疲れやすくなります。また、深刻になると脳や神経に障害を起こします。
玄米は100gあたり、0.36mg含まれており、白米の0.09mgの4倍にもなります。
ビタミンE
細胞の酸化を防ぐ、栄養素です。
不足すると、冷え性、頭痛、肩こりなどが起こりやすくなります。また、抗酸化作用が低下するため、シミやシワができやすくなります。
白米には含まれておらず、玄米は0.7mg含まれております。
食物繊維
糖の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を抑えたり、腸を刺激し、便通を促進させます。
玄米は白米が0.45gにたいして、2.1gと4倍にもなります。
玄米は白米より、多少味落ちるかもしれませんが、明らかに栄養素が高いです。
日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?